2011.07.23 Saturday
パイロットのペンクリニックに行ってきた
先週、パイロットのペンクリニックに行ってきました。
落とした衝撃でペン先とペン芯がずれたヤツがあったので調子を見てもらうのが主目的。それ以降、線が不安定でしたし。
モノはカスタム74。パイロットのペンクリニックに持っていくには一番正しいものかとw
ちなみにこの回はどのメーカのものもおk 但し予約制。
だいぶ早めに着いたのですが、調整中の方もいなくて営業の方が呼び込みしてた位なのですぐに対応してもらえました(予約制の意味はw)。
次の方の予約まで時間もあったのでゆっくり出来るとのこと。このあたりはパイロットのペンクリニックのいいところなんでしょね。セーラーのはよく分かりません。
で、早速診てもらう。
ペン先にはこれといった問題はなかったのですが、やはり標準の状態からすればあまり良くなかったようで、ペン先を軸から抜くことに。
そのときにペン芯が緩かったことも判明。それが線が不安定になる要因の一つみたいでした。
そこからペン芯を総取替。パイロットのペンクリなので換えのパーツはイッパイありましたw
そのときにペン先とペン芯のズレがフローにどのような影響を与えるのかを教えていただきました。
ペン芯を取り替えてペン先を軸にはめるときに一度熱湯につけていました。説明聞いたけどあんまり覚えてないw
これで不安要素は解消。
あとは好みのフローに調整。まずは標準状態で筆記。スラスラ書ける。
ここでペンドクターから
「いつもこの位の大きさの字(1cm程度で縦書き)を書かれるのですか?」
と。
私:「このくらいです〜。ペン習字で使っているので。なので線はもうちょっと細いほうがいいかな、と。パイロットの講座でやっているんです〜」
ここからがすごかった。
ペンドクターと一緒にいらした営業の方が「ナカナカ級が上がらないんですよね」とw
ペン習字講座の難しさをしっかり理解しているようですw
そこからペン字でどのように練習をしているかをもう一度ペンを持って字を書きながら要望等を改めて使える。
その様子を見てからペンドクターの方が「ペン習字だとフローを絞って抑揚がつきやすいようにした方がいいですかね」
といいながらペン先を指先で調整。
「このような感じでいかがでしょうか?サラサラ書くというよりもペン字用に一文字ずつしっかり書くように調整してみました。抑揚がしっかり出るかと思います。」
そして早速筆記
「!? 強弱がハッキリ出る!すごっ!」
とおもいっきり口走りました、私w
例によって汚い字の見本を
左が普通の万年筆で書いた場合。右が調整後のカスタム74です。
右のほうが曲線部などを中心にメリハリが付いているのが分かるかと思います。
私はペン習字モードでは普段よりも立て気味&筆圧やや強めになるようで、それに合わせての調整だったようです。
ちなみにペンドクターから「低い筆圧でサラサラと書くにはあまり向かないかと思います。」
とありましたが、そういう書き方だと線が本当に細くなっちゃうので厳しいです。
その後は診てもらう予定のなかったペンの状態を診てもらったり(ペン先に微細な段差がついてたのがあったw)、con-70について訪ねたり。
con-70のインク吸入時に泡が立つ現象について伺ったのですが、アレは仕様とのことですw 一日置いておけば泡は落ち着くのであまり気にしなくてもいいということでした。
あとペンドクターの方は月夜と紺碧のインクが好き、だとかw
そんな感じで30分くらい万年筆談義をして、お礼を言って帰ったわけですが帰り際に「ペン習字頑張ってください」とドクターの方に言っていただけてとても嬉しかったです。
その日以降、カスタム74さんはペン習字の時の主力として頑張っています。字の表情がよく出て楽しくペン習字ができています。見本と抑揚見比べて筆圧をどう持っていけばいいかも分かりやすいですし。
調整していただいて、とても良かったです。
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落とした衝撃でペン先とペン芯がずれたヤツがあったので調子を見てもらうのが主目的。それ以降、線が不安定でしたし。
モノはカスタム74。パイロットのペンクリニックに持っていくには一番正しいものかとw
ちなみにこの回はどのメーカのものもおk 但し予約制。
だいぶ早めに着いたのですが、調整中の方もいなくて営業の方が呼び込みしてた位なのですぐに対応してもらえました(予約制の意味はw)。
次の方の予約まで時間もあったのでゆっくり出来るとのこと。このあたりはパイロットのペンクリニックのいいところなんでしょね。セーラーのはよく分かりません。
で、早速診てもらう。
ペン先にはこれといった問題はなかったのですが、やはり標準の状態からすればあまり良くなかったようで、ペン先を軸から抜くことに。
そのときにペン芯が緩かったことも判明。それが線が不安定になる要因の一つみたいでした。
そこからペン芯を総取替。パイロットのペンクリなので換えのパーツはイッパイありましたw
そのときにペン先とペン芯のズレがフローにどのような影響を与えるのかを教えていただきました。
ペン芯を取り替えてペン先を軸にはめるときに一度熱湯につけていました。説明聞いたけどあんまり覚えてないw
これで不安要素は解消。
あとは好みのフローに調整。まずは標準状態で筆記。スラスラ書ける。
ここでペンドクターから
「いつもこの位の大きさの字(1cm程度で縦書き)を書かれるのですか?」
と。
私:「このくらいです〜。ペン習字で使っているので。なので線はもうちょっと細いほうがいいかな、と。パイロットの講座でやっているんです〜」
ここからがすごかった。
ペンドクターと一緒にいらした営業の方が「ナカナカ級が上がらないんですよね」とw
ペン習字講座の難しさをしっかり理解しているようですw
そこからペン字でどのように練習をしているかをもう一度ペンを持って字を書きながら要望等を改めて使える。
その様子を見てからペンドクターの方が「ペン習字だとフローを絞って抑揚がつきやすいようにした方がいいですかね」
といいながらペン先を指先で調整。
「このような感じでいかがでしょうか?サラサラ書くというよりもペン字用に一文字ずつしっかり書くように調整してみました。抑揚がしっかり出るかと思います。」
そして早速筆記
「!? 強弱がハッキリ出る!すごっ!」
とおもいっきり口走りました、私w
例によって汚い字の見本を
左が普通の万年筆で書いた場合。右が調整後のカスタム74です。
右のほうが曲線部などを中心にメリハリが付いているのが分かるかと思います。
私はペン習字モードでは普段よりも立て気味&筆圧やや強めになるようで、それに合わせての調整だったようです。
ちなみにペンドクターから「低い筆圧でサラサラと書くにはあまり向かないかと思います。」
とありましたが、そういう書き方だと線が本当に細くなっちゃうので厳しいです。
その後は診てもらう予定のなかったペンの状態を診てもらったり(ペン先に微細な段差がついてたのがあったw)、con-70について訪ねたり。
con-70のインク吸入時に泡が立つ現象について伺ったのですが、アレは仕様とのことですw 一日置いておけば泡は落ち着くのであまり気にしなくてもいいということでした。
あとペンドクターの方は月夜と紺碧のインクが好き、だとかw
そんな感じで30分くらい万年筆談義をして、お礼を言って帰ったわけですが帰り際に「ペン習字頑張ってください」とドクターの方に言っていただけてとても嬉しかったです。
その日以降、カスタム74さんはペン習字の時の主力として頑張っています。字の表情がよく出て楽しくペン習字ができています。見本と抑揚見比べて筆圧をどう持っていけばいいかも分かりやすいですし。
調整していただいて、とても良かったです。
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>太田巡査さん
調整してもらって満足です。
自分はここぞとばかりにアシストの販売員さんに普段使っているときの疑問をぶつけてましたw
UEF、新#3776で市場に出回り出したら考えたいと思います