熟成なう



これ3,4回インクを吸引しただけなんだぜ…
はい、熟成しました(^^;;

熟成、なんて立派な単語ですが、実際のところは水分を飛ばしただけです。
このインクは1/3位水分を飛ばしたはず。

熟成するとインクの粘度が上がって色も濃くなる、と聞いて、個人的には色、粘度ともにあまり好きではないこのインクが実験台にw

パイロットのインクって本当にサラサラなので、紙によってはかなり滲むんですよね。なので筆記線がややぼやける&太めになるんですが、細字が好きな私には勘弁して欲しい性質だったり(^^;
その質がいい方向に働く場面もあるのでしょうが、私の使い方だとないので、基本厄介に思っていたり。
とにかく細い線が書きたいんです。いいインクないかしら?青とか黒で。

あと、このインクの色がもうちょっと濃い青だったらなー、というのも。
色さえ気に入れば、何とか使っていけるかな?と思ってこの手段を採りました。
(あとインクの量を減らすことで使う回数減らしたいのも。使わないからって捨てるのも何なんでw)

で、熟成した結果、色は大分いい感じに。セーラーの青に近い濃さに^^
インクは相変わらず滲みますが、粘度が上がったのか、書くときのタッチが柔らかくなったので、大分使いやすくなりましたw

ペン習字の練習用としてガンガン使って減らしてますw

他に、OMASのグレーを熟成中。これは今の状態だと色が薄すぎて使いものにならないので、濃くすることが目的。

最初から理想のインクに会えれば言うこと無しですが、外した時の救済方法(?)としてはありかと思いまする。

無印万年筆

以前書いたDAKSラスティリア、を買ったときは正直あまり万年筆の印象はよくありませんでしたが、
コレを使うようになってハマったペンを紹介。

それが…

無印万年筆!



無印デスヨ、無印!!

スペック
全長:137mm(キャップを閉じた状態)、165mm(キャップを尻軸にさした状態)
直径:10mm
重量:21g
ニブ:ステンレス 字幅表示なし(海外のF相当?)


細め&長め。普通のボールペンと大体同じ感覚で握れるかと思います。
素材は無印ではおなじみのアルミ

ペン先は特に表示がないですが、海外のFちょい太めくらい(シュミットのやつらしい)。ペン先はコレ一種類です。

ちなみにお値段は税込で1.155円!
安い!
そのお値段を見て、ノリで買った気がします(^^;

ただ使ってみると結構良かったですよね。
若干太い線ですが、スラスラ書けるし、カリカリしない。あとはクセのある書き方してもかすれたりしない!
左払いもコレだとちゃんと出来ました(笑)
デザインも無印のはかなり好きなので、よいよいですし^^

これでストレスなく字が書けるようになって、万年筆を使おう!って気になりました。
その後、万年筆関連のHPや本読んで正しい持ち方とか勉強して、今にいたってます。
そういう意味では、この世界に引きずり込むきっかけになった業の深いペンでしょうかw

ちなみにカートリッジはヨーロッパ標準なので、ペリカンなどのカートリッジが使えます。
私はロットリングのコンバーターで使用。ペリカンも入るとの記事を見ますが、私は試したことがありませんのでなんとも…

これでもうちょっとニブが細ければ、手帳用にするのですが、さすがに太い。そこがチョット不満といえば不満でしょうか。
筆箱に突っ込んでノート用にしてましたが、ノート用でも少し太いw
今はカラーインクお試し用としての人柱(万年筆柱w)です。

これでもうちょっと線が細ければ、ボールペンから移行するときの最初の一本として、万人にオススメできるのですが。
「線太いよ?これ」って先に言うようにはしてます、人に勧めるときは。

初めて万年筆使うと、大抵「線が太い!」っていう印象持つようなので個人的にはもうちょっと細い線画書けるものを売ってほしいな、なんて勝手に思ってますw
…そうなるとハイエースになるんですが、今のヤツはチョット流石に安っぽすぎるし。

ペリカン 万年筆用コンバーター 583146000
B001ASCGJO

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